NYM-Mixnetによる誰にも傍受されないプライバシー通信を試してみた
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コードを書く人間なら、キーボードにこだわりたくなるものだ。ノートPCをメインにしている場合はキーボードを変えることは難しいが、それでもJIS配列かUS配列など一度は考えたことがあるはずだ。
このサイトで何度も書いている通り、プログラミングのほとんどは試行錯誤の繰り返しで作り上げていくものなので、試行回数とその試行までの時間をいかに短くできるかが重要なってくる。つまりコンピュータの操作の速さってプログラマの腕に直結するってこと。(この記事を参照)
そして我々エンジニアにとってのコンピューター操作のメインインターフェイスはもちろんキーボードなのだ!
我々はトラックパッド4本指シュッってやってるのをドヤってる輩を全力で軽蔑する人種であるべきなのだ。トラックパッド上で指5本をくぱぁとかやってる奴はすぐに立ち去れ。
キーボードを選ぶ基準はたくさんあるけど、まずはUS配列かJIS配列かを選定した方がいい。そして私はUS配列を強くおすすめする。(UK配列とかその他の配列は考慮外だ)
会社の支給PCでUS配列とか選択できないなど、デメリットはあると思うが、プログラマにとってはUS配列の方がほんの少し利点あると思っている。ぶっちゃけ使い慣れた方の配列を使用すればいいと思うが。
私は10代中ごろに、初めはただかっこいいという理由でUS配列キーボードを選択した。しかもMacだった。 US配列使っている俺、変わってるでしょ?英語できそうでしょ? 的なオーラをまといたくてUSだったわけ。しかし、今ではかっこよさなんかより、以下の理由でUS配列にしてよかったと思っている。
これはダントツで長所といえる点だ。右手でタイプする箇所のキーを見てみて。
セミコロン(;)、コロン(:)、ダブルクオテーション(")、シングルクオテーション(')がきれいにカテゴライズされた1つのキーに割り振られている。お手持ちのJIS配列と比べて見てほしい。
いやいや。。打ちにくすぎ、腱鞘炎なるわ! しかもこの二つ文字はプログラマなら自分の名前よりタイプする文字やろ!?もうこれだけでJIS配列はクソって評価してもいいレベルの配置だ。
また、「[」「]」や「{」「}」もUS配列の場合は、左右に配置されていて直観的なのでサイコーだ。
まぁこの2つのキーはJISの方が優れていると認めよう。特にメールアドレスをタイプするときに、US配列のほうがアットマーク迷子になりやすいかもしれない。
しかし、キー配列においてはクオテーションの位置の利便性を上回ることはないと思うので、プログラマにとってはUS配列の方が良いのだ。
まず私は長年Mac機、Windows機を使ってきたが、「英かな」切り替えと「Command」(WindowsでいうCtrl)の位置については、Mac配列の方が圧倒的に歩があると思ってる。多分これに関しては両方を使ってきた人にとっては異論はないと思う。Windowsの方がいいという人は多分ちょっと頭が変なんでしょう。
理由は以下の通りだ。
一般的にWindowsでJIS配列の標準キー配置では、 「英かな」切り替えボタンが左上の遠い所にある。このボタン押すときにホームポジションから大きく崩れるよね?何?わざわざ左手の薬指とか小指で切り替えるのか?
また、WindowsのCtrlキーも一般的に一番左下ある。Ctrlキー押しながら他のアルファベットキーを押す時に、左手の小指を一番左下に持っていく際に左手が大きくホームポジションから離れるよね?もっと最悪なのは、Ctrlキーが一番左下のすぐ1つ右にあるキーボードだ。ホームポジション崩れてしまったとしても、一番左端だからこそ間違えにくいのに、左から2番目て!
とにかく「英かな」と「Command」キーについてはMac配列の方が圧倒的にいいに決まってるわけ。
では、Mac配列のUS配列はどうか?この流れからしてわかると思うが、US配列の方がホームポジションを崩さないという点で優れている。
まず、下部のスペースの左右に「英数」と「かな」というキーがあるが、これのおかげでWindows配列と違って英かな切り替えをホームポジションを崩さずにできる。 だがしかし! この2つのキーは英かなを切り替えるためだけにこんな大切な場所陣取ってんの!
そして より大切なCommandキーが外側に追いやられているよね!? そのせいで、例えば左手で「Command + V」とタイプするときに、親指をグイッと外側に持っていかなければいけない。ポジション大きく崩されているよね。
一方、US配列はCommandキーの配置が最高だ。親指を不自然にグイっとしなくともCommandキーに添えることができ、それと同時に、他の4本の指がホームポジションから大きく離れることなくタイプできる。 芸術的な設計!人間の手の動きが研究されつくした美しさすら感じるキー配置だ!
ここで疑問に思う諸君もいるだろう。英かな切り替えは?
簡単な話だ、左右のCommandキーにバインドしちゃえばいいじゃん。ってこと。左Commandには「英数」、右Commandには「かな」をバインドするアプリを使用して、英かな切り替えとCommnadを合体させちゃえばOK!これにより、Mac配列の「英かな切り替えのメリット」と「ホームポジションを崩さないCommandキー」の両方のメリットを享受できる。
ここまでMac配列でUS配列が最強であることを書いてきた。ではWindows機の場合も MacのUS配列と同等のキー配置にすればよくね? って結論になるわけ。
Windowsでは以下のようにキー配置を変更すればMacUS配列と似た形になる。
これでWindows機でもほぼMacUS配列の場合と同じキー配置にすることができる。しかもWindowsキーを左下(元のCtrlキーの位置)に持ってくることで、アプリ起動の際のWindowsキータイプの間違えを極限まで減らすことができるというメリットもある。
Mac機の場合は元のキー配置を変更する必要がないので簡単だ。「⌘英かな」というアプリをダウンロードして起動する設定を行えば、左右Commandキーに英かな切り替えキーをバインドすることができる。
設定方法はとても簡単で、このページを見れば誰でも設定可能。
① Windowsの場合は少しだけややこしいだ。まずMacの「⌘英かな」と同じくCtrlキーに英かな切り替えキーをバインドするアプリをダウンロードする必要がある。
具体的には、以下のページから最新のバージョンビルドをダウンロードして解凍したのち、“Program Files"フォルダなどに配置する。
② 任意の場所にctrl-ime-ahkのショートカットを作成する。その後 「Windows」キー+「R」 をタイプして「 shell:startup 」と入力後エンター。スタートアップフォルダにctrl-ime-ahkのショートカットを突っ込めば、PCの起動時に自動的にこのアプリを起動させることができる。
③ Windowsの標準キー配置を変更する。これは様々な方法があるのだが、今回は以下の方法を紹介する。
これは非常駐型のキー配置変更ソフトなので、一度変更すれば、このアプリ自体は削除しても構わない。操作方法は特に説明不要であろう。
これでWindowsでも完全に以下のようなキー配置に変更できる。(しかも左右Ctrlキーで英かなの切り替えが可能)
Macの「⌘英かな」もWindowsの「ctrl-ime-ahk」も、常駐型のアプリなので、何かの拍子にこれらのアプリが停止してしまったら、英かな切り替えが動かなくなることになる。スペックの高いPCを使用していれば、ほとんどそのようなケースに遭遇することはないのだが。しかし、もしアプリが停止してしまったらすぐに起動しなおせば、正常に動作しだすから安心してくれ。
わかるよその気持ち。でもね、我々のようなキーボードが体の一部と化している人種は、少しでもストレスを感じず、少しでも早く操作できるようにすることが使命なわけ。また、Vimを使うことが当たり前であり、可能な限りホームポジションを崩さずに操作したいので、US配列のMac英かな切り替え配置のキーボードが最適と私は考えている。
もちろん異論は認める。これは宗教みたいなものだからね。だが、まだどの宗教にも属していない人で上記を読んで少しでも共感してくれた人は一度試してみてはどうだろうか?
さて、NYMというプロジェクトをご存じだろうか?2022年4月現在、おそらくほぼすべてのインフラエンジニアやネットワークエンジニアがNYMを知らないだろう。一方で仮想通貨トレーダでこのページたどり着いたひともいるだろう。この記事ではNYMへの投資のお話は一切しないのでご注意いただきたい。エンジニア …
2020年ごろから巷で「web3.0」みたいな言葉が流行っている。また、もっと前から仮想通貨のブームもあり、システム業界ももしかしたらどんどんと「分散型」のweb3の時代に突入していくのかもしれない。 私は仮想通貨なんかを少し嗜む程度でweb3の世界のDAOなどのシステムを構築した経験はない。なの …